入学手続き、悲喜こもごも |
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2008-05-16 Fri 22:23
4〜6月にかけてベルギーの学校で行われるのがオープンドアデー。 学校の一般解放日です。 もちろん保護者達のためでもあり、子ども達のためでもあるのですが、一番の目的は次期入学予定者達の入学申請を受け付けるための場合がほとんど。 以前ここでも書いたと思いますが、こちらではどこに住んでいても自分の好きな学校に通うことが出来、転校なども自由です。 なので保護者としては出来るだけ評判のいい学校、環境のいい学校などを選びたい、と言う気持ちは当然のことなのでしょう。 実はノアの通っている学校から車で5分程の所に、この時期になると必ずニュースに出てくる学校があります。 何で有名かと言うとこのオープンドアの日の数日前から、保護者が泊り込みを始めるのです。 どうやらこの学校の評判は毎年かなりのものらしく、いつも入学希望者が殺到するのですが、今度の土曜日がオープンドアデーになっています。 つまり明日の朝11時から入学申し込み受付を開始すると言うこと。 が、肝心なことは、先着順だということ!! 今年にいたっては昨日、木曜日の時点で既に200人の保護者達が、明日に備えてこの雨降る寒いなか、テントなどを張り、仕事にも行かずor誰かに頼むなどして泊り込んでいるのです。 ちなみに定員は150人。 じゃあなぜ150人以上待っているのかと言うと、並んでいる時点で番号札を貰うのですが、定期的に学校側からその場にいるかチェックが入るのです。 チェック時にいなければアウト。と言うわけで、嫌でも3日以上のキャンプを強いられるのです。 まぁそこはベルギー、並んでいる方々は食べたり飲んだりと、ある意味入学前に親睦を十分深め合っているようです。 ところが弊害ももちろんあって、ここまで有名になってしまうと皆さん30分以上離れた居住地からの申し込みも当たり前。中には高速を使って1時間などと言う居住地の申し込み生徒もいるのです。 そして肝心の地元の人間が入学することは困難になります。 目の前に学校があるのに通えない。 小さな子がいて近くの学校がいいのに通えない。 並びたくても仕事が休めない方はたくさんいます。 頼る人がいない方もたくさんいます。 誰にでも平等であるはずの教育の場ですが、笑う人もいれば、たくさんの泣く人もいるこの現実を、肝心の子ども達はどう見ているのか本音を聞いてみたいものです。 |
この記事のコメント |
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ちょっとした「お受験」みたいな感じですね。
まぁ、それは周りに他にもたくさんの学校がある中での有名校だからいいのですが、おっしゃるとおり、周りに豊富に(過剰に?)学校がある環境でもないのに、こんなことになっては、地元の人間にとっては困るだけですね。 日本の公立高校みたいに、越境入学者は5%以下に抑えるなど対策をしてほしいですね。 > valvaneさん
そう、まさしくお受験に似ています。親の努力だけ。。。 5%枠も日本ならいいアイデアなのですが、ここは住む地区によって家庭環境や資産などが明らかに分かれているので、学校のゲットー化が加速されるかもしれません。 |
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